De部ウルトラを走る その5 20kmから

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約20km地点、最高到達点1908mへ到達。
富士山が綺麗だ。

ただ、ここまで来るには、結構ある。

足場は石だし、砂だし、結構不安定。

ここで役に立ったのは足首テーピング。

危うくグニュッと行きそうになるのを防いでくれる。

来年走る人にはぜひとも進めたい逸品だ。

テーピングしてよかった。

最高到達点を過ぎると、山道での下りが始まる。

下りはDe部の重さが使えるから大好きだ。
しかし、De部の欠点として、自重の重さがある。
普通に走っていてもスリム部の方と比べると足・膝にかかるダメージは大きい。
さらに、カカトから着地すると、自分の体重の何倍ものダメージを食らってしまうのだ。

そこで私は、ベアフットランニングで鍛えたフォアフットを使う。

カカトから着地するランニングは、ドン!
フォアフットで着地するランニングは、フワッ。
こんなイメージだ。

フォアフットで着地することでダメージを最小限にする。

僕の頭の中では受け流す。足が転がる。回転する。

こんな姿を理想としながら走っている。

カカトから着地しない。

大腿四頭筋でブレーキを掛けない。踏ん張らない。

体の軸を斜面に対して垂直に。

そんなことを意識しながら、6分ぐらいのペースで下る。

やはり下りは、スピードを保ちながら距離を稼ぐことができるので好きだ。
そして、結構得意だ。

山道が終わり、エイドに到着。

エイドは本当にありがたい。エイドがなければ完走することなんて出来ないだろう。

ここでいいことを発見する。

梅干しのクエン酸は、疲労回復に有効と言われているが、
純粋に酸っぱくてたくさんは食べられない。

野辺山のエイドでは、シソの葉つけたものも準備してくださっていた。

しそのハッパチョーうまい。心地良い酸っぱさ。
ということで、エイドごとで食べることに決める。

Shotzとしその葉。
これが今回の野辺山を支えてくれた。

チョコレートはまったく欲しくない。

家でゴロゴロしていると何故か一袋がなくなってしまうくせに。
なんでだろう。。。

前回の秩父では、レモンしか受け付けない妊婦さん状態だったから、
そのときどきの体調で食べたいものは変わるのだろう。

その時々で自分の身体が求めているものを食べて走れる。
そんな状態にしておきたいものだ。

ボチボチと走っているとJo仙人と出会う。
おかしい。
こんなところを走っている人ではないのだ。
軽やかにそして爽やかっぽく走るのがJo仙人だ。

どうしたんですか?と聞くと、
膝が痛いので、ロキソニンを飲んだのだが、効くのを待っているのとのこと。
自分の持っているもので使えるものはシェアする。
準備していた大量のロキソニンを渡す。
これだけあれば、再発したとしても走りきれるだろう。

自分用のロキソニンも残して、チームメイトの役に立つこともできた。
事前準備と予備の大切さを実感した。

100kmともなると何が起こるか分からない。
ましてや、準備不足で、De部だ。
どこかに故障がでること、痛みがでることなど予想済みだ。
出来るだけの準備をしておくこと。
準備をしておいて後悔することはないのだ。

さぁ楽しんでやってみよう。

De部ウルトラを走る。野辺山ウルトラマラソン完走記その4

De部ウルトラを走る。0ー20kmぐらい。

朝、5時
朝日が昇る中、レースは始まった。

もう少し、日が昇るのが遅かったら、綺麗なのになぁ。
まずはゆっくりとしたスタート。

手が寒い。手袋は必須ということを新たに学び、
スマホ弄れるようなカッコイイ手袋を買おうと決意する。

序盤戦は、身体を温めることを意識する。

そして、頭の中では、計算が始まっていた。

これからの山は登りも下りもスピードが出せない。できるだけ平地で稼いで起きたい。

キロ6分半ぐらいだろう。

5キロ経過。

徐々に身体が汗ばんでくる。

ウインドブレーカーの下に仕込んでいたビニール袋防寒を破る。

前日の夜、キングと一緒に作った物だ。

キングの悪ガキのような笑顔を思い出す。朝には変わっていたけど。。。

徐々に山が近づいてくる、そんな気がする。
マッブの概要は覚えているが、細かいことは覚えていないので、ざっくりだ。

線路最高到達点の石碑。


ここからは、山路ということがわかる。

これから山だ!と思うと緊張したのか、後門がノックされた。
これからの山に向けて、できるだけ身体を軽くしようと、トイレに向かう。

しかし、長蛇の列。。。

隣のホテルのトイレに駆け込んだが、ここでも並ぶ。。
10分ぐらい並ぶことになるなぁ。。MOTTANAI。。

ここで一度諦めたのが良かった。
トイレを出ると、風呂場への案内矢印がみえる。

こっちにもあるかも、、、

すれ違う人が叫ぶ。

「大浴場空いてるよ!!!」

俺は、大浴場のトイレに駆け込んだ。

身体は軽くなったが、一仕事のおかげでだいぶ後ろになってしまった。

ぼちぼちと山を登る。

徐々に日差しも強くなってくる。
直前でもサングラス買っておいてよかった。

山の始まりのエイド。
ラオウがお決まりのOPPで並んでいた。お互いに声を掛けて健闘を誓う。
この時はまさかあれだけ一緒に走るとは思わなかった。

富士山が本当に綺麗に見える。

目の前を走る爺ちゃんに声をかける。

「凄い景色ですね。ほんと綺麗ですねぇ」
「こんなにきれいに見えるのは珍しいねぇ」
「へ~そうなんですねぇ」

って、このじいちゃん経験者!!!
聞いてみると、今回の参加が3回目とのこと。
聞けることを聞いとかなきゃ。

「何時までにどこまで行っておけば完走できますかね?」

じいちゃんは言う。
「キロ7分で走れば、それぞれのエイドで5分使える」

「え。。。」(それだけ???)

じいちゃんはそれだけ言うと、「先に行ってくれ」と話をすることを拒んだ。

僕は何を求めているのだろう。
何時までにどこまでなんて、その時の状況によって、全然違うものなのに、
その時の状態を考慮しない仮定なんて無意味だ。

そして、その時の状況、これからの距離、制限時間を考えて、調整し、
組み立てていくことがウルトラなのだ。

「先に行ってくれ」そういったじいちゃんの言葉の裏にはそんな言葉が隠れていたのではないだろうか。

旅はまだ始まったばかりだ。

さぁ楽しんでやってみよう。

 

 

文章を書くってこと、ブログを書くってことに少しでも臆病になった時に思い出すこと

自分の中にあるものを出すって行為って
本能的に気持ちのいいことなのだと思うんです。

ということは、ブログを書くという行為は、
気持ちのいいことに分類されるはずなんです。

単純に自分の中にある何かを文章に起こしで出しているわけですから。

ただ、誰かに何かを伝えたい、誰かと共感したい、繋がり会いたいって、考えると、
自己満足の文章を書いても、誰かに届くとは思えない。
だから、美味しいものをお届けしないといけないと思うと、
書くことに対して臆病になってしまうのです。

料理の技術があれば、普通は捨てちゃうような鶏がらからもスープをとってみたり、テリーヌ作ってみたりできるんですが、いかんせん、自分が『技術がない』ので、毎日ステーキみたいな、高級食材がないとつくれないとか、料理時間が足りないから料理ができない、と考えちゃうのです。

ただ、アイアンシェフも見習いから始めたように、初めからアイアンシェフなどいないわけです。

少しでもおいしいものを届けたいと、
毎日ちょっとずつでも工夫したり、新しい料理に挑戦しているから、アイアンシェフなのだと思います。


文章を書く、ブログを書くということも、
少しでも好きな文体で、自分の気持ち、自分の考えを一歩でも前に進めるために、
そして、それを読んでくださった方が少しでも前に進むための参考となるように、
ちょっとずつでも工夫して挑戦していこうと思うのです。

自分の中にある伝えたいものを伝わりやすい形で書ききれるように、
少しでも美味しいと言ってもらえるように。

さぁ楽しんでやってみよう。