日本最大の湖を泳いた件 その①

8月の最終週に
琵琶湖クロススイムに参加してきました。

琵琶湖の東西の雄、高島市→彦根市へと
1チーム6名で 6時間以内に泳いで渡るというリレーレース。
ルールは、最初は一人30分ずつ泳ぎ、その後は10分毎に交代するというシンプルなものです。

 

グーグル先生によると、琵琶湖のウエストは約16kmということ。
単純計算で一人の担当は、2.67kmとなります。
もちろん、一直線で泳ぐことなんてできませんから、一人3kmは泳ぐことになるでしょう。

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一年前の僕であれば、その距離に恐れおののいていたでしょう。
3kmなんて泳げるわけ無いじゃん!と。

しかし、今の僕は、宮古島トライアスロン、長崎五島バラモンキングというロング2本を完走した経験があります。
それぞれ、スイムで3km、3.8kmをおよいだ実績があるわけです。

海に比べれば、湖なんて、波も小さいだろうし、水もしょっぱくない。
しかも30分泳げば後は10分交代なんて、 楽勝でしょう!!!

 

前日の琵琶湖試泳。

 

そんな浮ついた僕を琵琶湖は優しく受け止めてくれました。

その日の琵琶湖は風により波が発生しており、その波がピチャピチャではなく、うねりのように
2メートルの波として襲ってきます。

 

カッコだけでもOWSっぽくするためにウェットスーツ無しで泳いでみたところ、
私の体に標準装備している腹回り浮き輪が全く機能しません。


僕の腹回り浮き輪は高機能で、海であれば、ちょっと搔くだけで、浮くことができるのです。
プカプカチャプチャプできるのです。


しかし、琵琶湖ではそれができない。
このフローボティをもってしてもビクとも浮かない。


沈む。。。おもりを背負っているとしか思えん。。

 

そして、浮かないから必死でバチャバチャしている状況で襲ってくる波。


しょっぱくはない。
たが、鯉の死体が浮いている飲みたくはない水をしこたま飲むことになりました。


スイムで初めて死を意識しました。
あー無理、溺れる〜、これ死ぬ。


結論、
明日、絶対ウェット着る。


そう思った琵琶湖クロススイムの前日。

どんな涙を流したいのだろう。

僕は、小学校1年生まで大阪の枚方市で育った。
建築会社で働く父の勤務先が大阪だったからだ。

 

僕の記憶にある家は、鉄筋コンクリートの4階建ビル。
階段が2つあり、それぞれの階段左右に3Kぐらいの部屋があり、全部で16部屋、
父親の会社の社宅だった。

 

全部で16家族、厳密には、1部屋2部屋は、会社の独身の男性たちが共同生活を行う寮みたいになっていたので、
もう少し少なかったかも知れない。
父親は団塊の世代。

今のように晩婚化が進んでもいなかったので、
同世代の家族がほとんどだったと思う。

 

両親の年齢も近く、その子どもたちの年令もほどんど同じだった。
全部合わせると10人ぐらいの子供が住んでいただろうか。

 

そんな社宅に僕は住んでいた。
社宅の裏にはスベリ台やブランコがあり、小さな公園のようになっていた。
毎日、裏の公園で友達と遊んでいた。

 

ボールを蹴ったり、鬼ごっこをしたりしていた。
小さい頃から、僕は足は遅かったのだろう。


鬼ごっこの時に、誰にもタッチできなくて、
ず~~~と鬼になったことがあった。
悔しくて泣きながら追いかけた。

タッチできないことが悔しいというよりも寂しかったのか、
それからも、タッチできないと泣きながら鬼ごっこをやっていた。


ある日、4階の家からそれを眺めていた母親が、
僕が泣いている事に気づき、慌てておりてきた。


泣きながら、鬼をやっているので、
いじめられているとでも思ったのだろう。


僕は、別にいじめられているわけではなく、ただ単純にタッチできなくて悔しくて泣いていただけで、
泣くとダッシュのスピートが速くなるとみんなも言ってたから、自分の中では秘密兵器みたいに思ってた。

その時、母親からなんて言われたかは覚えていないけど、
鬼ごっこで泣くことは、余りよろしいことではないということを知り、
それ以来、鬼ごっこで泣くことはなくなった。


けれど、最近、あの頃のような涙をよく流す。
初段プロジェクトで自分ひとり、昇段試験を受けれなかったあと、
深酒をして、感極まって泣いた。
よくわからんけど、泣いた。


ある勉強会で知り合った人達のカラオケでなぜか涙が止まらなくなった。
よくわからんけど、泣いた。

クールを気取るつもりもないし、別に人前で泣くことも構わないのだけど、
最近、簡単に泣いてしまう。


泣けるほどの努力をしたのかって言われると、NOで、
僕の涙は、努力が報われなかった涙ではなく、
その努力をしなかった自分が悔しくて涙がでてくるのだ。

ただ、そういう涙はよろしくないことも思い出してきている。
泣くならこっちの涙の方がいい。

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