レーシック体験記⑨

【スペック】
38歳、男性、両目ともソフトコンタクトの-10.0(裸眼視力0.04らしい)
裸眼で本を読むには、顔と本の距離が10cmぐらい。
2017年12月30日にレーシック手術を受けてきたので、
その記録、記憶を残しておきます。

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帝国ホテルで最後のひとときを過ごし、ゆったりとした気持ちで品川近視クリニックへ、

これから、レーシック前、最後の検査が始まる。

 

最後の検査といっても、午前中とおこなうことは変わらない。
視力板を矯正メガネをつけて、再度視力を測定するだけ。
「レーシックすると、これぐらいですね」と言われる0.7の視力は、僕にとって十分満足出来るものだった。
吾唯足知

 

先生の診察の際に、もう一度脅される。
「あなたの視力では、レーシックで削れる角膜のギリギリまで削ることになります。
もう一度手術することはできません。
角膜を沢山削るので、ハロー・グレアと呼ばれる現象も強めに出る可能性が有ります。
本当であれば、眼球にレンズを入れる手術をおすすめします。価格は60万です。」

「右目の視力が弱いので、右目は0.7ぐらいしかでないかもしれません。左目と右目の差が大きいと疲れるので、

左目も0.7ぐらいに調整でよろしいですか?」

 

「肚は決まってます。やってください。」

なんて言ってない。

「はい、それでいいです。」

自分のことなのに、左右差があると疲れるとか考えたことがないので、よくわからない。

しかも、これは午前中の最後の診察に言われたことだった。

視力検査が終わり、手術に向かう。

トイレを済ませ、荷物や、金属関連のものをすべてロッカーにあずけ、髪の毛を包むキャップをかぶり、

手術スペースへ移動する。

 

手術スペースで最後の診察が入る。

先生「最終確認ですが、左目は少し弱めでいいんですね?」

僕「右目の視力が出ない可能性があるので、それに合わせて調整すると聞いています。弱めでいいです」

先生「大丈夫だと思いますよ。数マイクロ削るだけ、見え方は変わります。1.5ぐらいでるんじゃないですか」

 

え、、、なんだ、なんだ、病院全体でツンデレなのか?

過度な期待をもたせすぎず、適度な恐怖を加え、価格の高いコースに導き、最後の手術直前に緩和させる。

患者の心理を読みきったアップセル、、そして、最後に安心をあたえ、手術への緊張を緩和させる、素晴らしいリスクコントロール。

 

僕は一安心しながら、手術待合室で待つ。
手術後の沢山の人が出たり入ったりしている。
固く目をつむった人が看護婦さんに手をひかれながら入ってくる。

そして、15分ほど安静にしていてください、と言われている。

この人達、手術が終わった人だ、痛かったのかな、どうなのだろう。世界はどう変わるのだろう。

 

ついに、僕の名前が呼ばれた。いよいよ手術だ。

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さぁ楽しんでやってみよう。